激痛がつらい!ムカデの特徴と危険性

ムカデ
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家の周りが田んぼや畑という方は、夏になると床板の隙間からムカデが家の中に侵入してくることがよくありました。ところが近年田舎でも一斉に住宅が新築されたので、ムカデが侵入する隙間もなくなってしまいました。

そういう私も夜寝ていると体がむず痒いというか何だかゴソゴソとするので、手を添えるとムカデだったということがよくあります。

ここでは、そんなムカデの生態や対処方法などについて詳しくご紹介いたします。

ムカデの生態・特徴

ムカデが発生しやすい場所

日本に生息しているムカデだけでも100種類以上にも及ぶといいます。その代り、よく見かけるムカデというのはほんの数種類だけです。例えばトビズムカデ・アオズムカデ・アカズムカデ・タイワンオオムカデなどです。その中でもタイワンオオムカデ以外は、ムカデに噛まれたという被害がよく発生しています。

こうしたムカデがよく潜んでいる場所というのは、植木鉢の下とか庭の叢など湿気があって暗い場所などに限定されます。そのため、草むしりをするとか植木鉢の手入れをする時などはムカデにも注意が必要です。一方田舎などでは、夜テレビを見ながら居間でくつろいているとムカデがすぐ近くをウロウロと徘徊していることもあります。田舎では、外でムカデを見かけるだけではないのです。

ムカデの寿命は5〜7年

ムカデは、節足動物の中では比較的寿命も長く5〜7年は生きます。その代り寒さに弱いので、日本のように冬の寒い時期には冬眠をして過ごします。そのため春先から夏や秋頃までが、ムカデをよく見かける季節ということになります。

またムカデは卵を産みっぱなしということはせずに、産卵後も卵を自分の背中に乗せて大切に育てます。おまけに子供が生まれた後も、独り立ちできるようになるまでエサを与えながら子育ても行います。このあたりは、人間もムカデに学ぶところが沢山あります。

ムカデに刺されたらどうなるの?

ムカデに噛まれた傷口から毒が侵入する

ムカデの牙には、毒線と呼ばれる毒が通う器官が備わっています。そのためムカデに噛まれると、噛まれた傷口から毒が侵入するようになっています。おまけにムカデに噛まれると、蜂に刺された時と同様に激しい痛みを感じます。

ただし、ムカデは蜂のように飛びながら襲ってくるということはまずあり得ません。そんなムカデに噛まれたという場合は、ムカデを不用意に触ってしまった時に限定されます。
そういう意味では、ムカデが潜んでいそうな叢や植木の手入れには十分な注意が必要です。

ムカデに噛まれた時の症状

ムカデの毒液には、蜂の毒液と同様にヒスタミンやセロトニンといった成分が含まれています。これらの成分が、体に回ることで激しい痛みを感じるのです。おまけにムカデも蜂と同様にアナフィラキシーショックの症状が引き起こされることがあります。

そうなると呼吸困難や血圧の低下・嘔吐や頭痛といった症状がすぐに現れるようになります。そのためムカデに噛まれて痛みだけでなく、体調がおかしくなってきたという場合にはすぐに救急車を呼ぶ必要があります。もちろん例えアナフィラキシーショックにまでは至らなくても、医療機関でキチンとした治療は受けるべきです。

ムカデに刺されたときの対処法

噛まれた箇所の毒を出す

ムカデに噛まれた場合には、毒ヘビと同様にポイズンリムーバーなどの毒液吸引器を使用して毒を体から出すということが大切です。もちろんその後は、何も手当が必要ではないというワケではありません。あくまでも医療機関で治療を受けるまでの応急処置です。

そうした応急処置をするのとしないのとでは、毒の量や毒が回る時間に雲泥の差が出てしまいます。確かにポイズンリムーバーで毒液をある程度体から出しておくだけでも、体に回る毒液の量が違うでしょうね。たまに映画などで口から毒液を吸い出している場面を見かけますが、口から毒液が侵入する恐れがあるので避けるべきです。

40度以上のお湯で患部の毒を洗い流して抗ヒスタミン剤を塗る

ポイズンリムーバーで毒液をある程度体から出した後は、40度以上の火傷をしない程度のお湯で患部の毒を洗い流します。その際にも石鹸などを使うとより効果があります。

その後、痛み成分の元ともなるヒスタミン成分を緩和させるため抗ヒスタミン剤を塗ります。そうすることで、患部の痛みがある程度緩和されます。さらにその後は、医療機関で適切な治療が必要です。

まとめ

ムカデの生態やムカデに噛まれた時の対処方法などをご紹介いたしました。やはりムカデも蜂と同様の毒液なので、もしムカデに噛まれた場合には医療機関でキチンとした手当が必要だといえるでしょうね。

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