刺す以外の危険も?スズメバチの特徴と危険性

スズメバチ
Pocket

毎年夏から秋にかけては、スズメバチの被害が数多く発生します。こうした時期には、例え巣に近づいただけでも攻撃されてしまいます。

また黒い物に反応しやすいため、髪の毛のある頭や目を襲われる可能性が高いといいます。

あるいは手で蜂を払いのけたりする横の動き、さらには整髪料や香水など匂いのキツイものにも反応しやすいといいます。

ここではそんなスズメバチの生態や対処方法について詳しくご紹介いたします。

スズメバチの生態・特徴

スズメバチの生態

スズメバチは、他の蜂と同様に働き蜂は全てメスで構成されておりオスは働きません。唯一の働く活動といえば、女王蜂との交尾です。そして巣を作った後は、ほとんどの蜂が死んでしまい女王蜂だけが越冬をします。越冬場所は、昼間の日光が当たりにくい倒木や枯れ木・切り株・土の中などです。

越冬期間中は、体内にため込んだ脂肪なのであえて昆虫などを捕食することはしません。やがて冬眠から目覚めた女王蜂は、2〜3月頃から新たに巣作りを開始します。その後働き蜂が生まれると、働き蜂に巣作りを任せて自らは産卵に徹します。

スズメバチの種類

スズメバチの種類ですが、日本には16種類程のスズメバチが生息しています。よく見かけるスズメバチといえば、オオスズメバチ・キイロスズメバチ・ヒメスズメバチ・コガタスズメバチ・モンスズメバチなどです。

これらのスズメバチは、ハチの中でも凶暴性や攻撃性が強いため巣に近づいただけでも威嚇をしながら襲ってきます。ちなみにスズメバチの威嚇のサインは、顎をカチカチと鳴らしたり相手の周りを飛び回ったりすることです。こうした威嚇行動をしたら静かにその場を立ち去るというのが鉄則です。

スズメバチの毒ってどのくらい危険? スズメバチの毒性について

毒のカクテルとも呼べれているスズメバチの毒液

スズメバチは、ハチの中でも最大級の大きさで攻撃性も強いといわれています。そのためスズメバチの巣の近くを通っただけでも攻撃されることがあります。おまけにミツバチのように一度刺しただけで死亡することなく、何度でも人を刺すことができます。

そして毒液は、毒のカクテルとも呼ばれており様々な成分の混合液で構成されています。例えば炎症作用を持つヒスタミン、あるいはアナフィラキシーショックの原因ともなるペプチドやタンパク質などの成分です。さらに毒針から毒液を注入するだけでなく、毒液を霧状に撒き散らして攻撃をすることもできます。

そんな霧状に撒き散らされた毒液が、目に入ると失明することさえあります。

アナフィラキシーショック

スズメバチに限らず、蜂に2度刺されると死んでしまうという話があります。これは、蜂の毒液に対するアレルギー反応でもあるアナフィラキシーショックのことを指しています。例えば1度目にスズメバチや蜂に刺されると、体内にはハチ毒に対する抗体が作られます。

その後、再びスズメバチや蜂に刺されると体内にできた抗体がアレルギー反応を起こすのです。このアレルギー反応がアナフィラキシーショックで、呼吸困難や勝圧低下などの反応が出ます。もしそんな症状が出たら、すぐに救急車で病院で治療を受けないとショック死します。

もしスズメバチを見つけてしまったときの対処法って?

毒針を持っているのはメスだけ

スズメバチに限らす蜂の毒針というのは、元々は生殖器が変化したものだといわれています。そのため、毒針で刺されるのはメスに限定されます。とりわけスズメバチは、ハチの中でも最大級の大きさにもなるので毒液の影響力も相当あります。

また、毒針を刺すだけでなく毒液を撒き散らすという攻撃も行います。この散布された毒液は、警報フェロモンの役目があり他の仲間を呼び集めてしまうのです。従ってスズメバチに攻撃をされた際には、その場に留まることなくすぐに離れるという行動も必要です。

スズメバチや巣には近づかない

スズメバチに刺されないようにするには、スズメバチや巣には近づかないというのが一番無難な対処方法だといえます。とりわけスズメバチが飛んでいる地域というのは、すでにそこがスズメバチの生活行動範囲でもあるのです。

そのためそんな生活行動範囲に長く留まること自体が、自分の身を危険にさらしているようなものなのです。ただしいきなり攻撃することはなく、必ず事前に顎をカチカチ鳴らしたりグルグルと旋回するなどの威嚇行動をします。そんな威嚇行動が出た段階で、ゆっくりと後退しながら立ち去るようにしましょう。

まとめ

スズメバチの生態や対処方法などをご紹介しました。やはり獰猛な昆虫・スズメバチが飛び回っている場所には近づかないというのが何よりの対処方法だといえるでしょうね。

付近にスズメバチの巣ができてしまったときはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。