マダニってどんな危険があるの?特徴や危険性を解説

マダニ
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マダニは、ペットとして飼っている犬などに寄生して血を吸う生き物です。

もちろんペットの血を吸うだけでなく、様々な感染症をもたらす危険性もあります。

例えば吸血の際には、原虫やウイルス・リケッチア・細菌など様々な病原体を媒介するのです。おまけにマダニは、数ミリもしくはコンマ数ミリといった小さな害虫なので厄介なのです。

ここでは、そんなマダニの生態や危険性について詳しくご紹介いたします。

マダニの生態・特徴

マダニの栄養源は動物の血

昆虫は6本足なのですが、マダニは8本の足からなっています。そのため昆虫のような節足動物ですが、昆虫には分類されません。どちらかといえば、クモやサソリに近い生き物だといえるでしょうね。ただし数ミリもしくはコンマ数ミリという大きさなので、例えペットの犬に寄生していても気づかれにくいのです。

そんなマダニの唯一の栄養源は動物の血です。例えばペットとして飼っている犬に寄生して血を吸うのです。動物の血を思う存分に吸ったメスのマダニは、膨張した状態になり地上に落下します。その後、地上で2000〜3000個もの卵を産むのです。

マダニの種類

日本に生息しているマダニは、主にキチマダニ・フタトゲチマダニ・ヤマトマダニといった種類です。いずれも数ミリレベルの小さな体なので、顕微鏡で調べない限りはどんな種類のマダニなのかさえ分からりません。これらのマダニは、蚊やブユのように短時間吸血するのではなく数日から2週間近く寄生しながら血を吸うのです。

またマダニが一旦寄生すると、セメント物質を流して相手から離れにくくしてしまうのです。そのため人間に寄生した場合には、例えお風呂に入っていてもマダニが洗い流されるということはありません。さらには他の害虫と同様に様々な病原菌を媒介してしまうのでしかるべき対策が必要です。

マダニが引き起こす被害って?

アウトドア派はマダニにも要注意

寒い冬から春になると、どんな人も外に出かけたくなります。とりわけ、アウトドア派の人はなおさらです。家にばかり閉じこもってないで、外で遊ぶように!という話はよく耳にします。ところが、外に出るとマダニという小さな害虫にも気を付ける必要があるのです。

おまけに暖かくなったからといって、薄着で出かけるとマダニに寄生されてしまうのです。またお家の中でペットとよく遊んでいる人もペットに寄生しているマダニから被害を受けます。

マダニの場合、単に動物や人の血を吸うというだけでなく感染症が恐ろしのです。

マダニによる感染症の代表例

マダニは、様々な病原菌を媒介します。中でも重症熱性血小板減少症候群(SFTS)・ライム病・ツツガムシ病は代表的なマダニによる感染症です。これらの感染症は、どれも発熱や悪寒・嘔吐・下痢・関節痛・筋肉痛・倦怠感などの症状が現れます。

さらに重症化すると死亡してしまう人すらいます。そのため外で作業をしたり登山などをした後は、発熱などの症状があるかどうかといった体調不良には十分な注意が必要です。万が一それらの症状が出た場合には、マダニによる感染症の疑いがあるのですぐに医療機関で診察や治療が必要です。

マダニを寄せ付けないようにするための方法

山菜採りや登山には注意

マダニは、春から秋にかけて最も活動が盛んになります。例えば春から秋までの時期といえば、登山をしたり山菜採りに出かけたりします。そんなマダニに噛まれやすい趣味はなくせばいいのですが、そうもいきません。そのためマダニが生息していそうな叢やヤブの中に立ち入る際には、長袖長ズボンは欠かせません。

また服装についても、マダニに寄生されても発見しやすい明るい服装がおススメです。そしてマダニは頭の髪の毛の中にも寄生しやすいので、髪の毛の露出をできるだけなくす帽子も必需品といえるでしょうね。

植木の手入れや農作業時にも注意

マダニは、山の中に生息しているとは限りません。人が住んでいるすぐ近くに生息している可能性もあります。例えば、家の裏が山であったり畑や庭などの場合です。こうした地域に生息しているマダニは、シカやウサギ・イノシシなどの血を吸うために潜んでいるのです。

こうしたマダニの被害を防ぐためには、なるべく肌が露出しないような服装や装備が必要です。例えばサンダルを履いて、庭の植木を手入れするといったこともNGです。例えそんな時でも長靴を履く必要があります。さらには、外で作業した後の作業着や衣服も家の中に持ち込まないようにするのが望ましいといえます。

まとめ

マダニの生態や恐ろしい感染症についてご紹介いたしました。とくに農作業や登山・山菜採りなどをよくする人は、今回ご紹介したようなマダニ対策が必要です。

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